2021/05/24
ダイエット成功の第一歩は糖質を正しくしることだった!
■「糖質」は「炭水化物」の一部
ローカーボダイエットは、糖質オフや糖質制限ダイエットとも呼ばれる、糖質の摂取量を控えるダイエット法です。この「糖質」は三大栄養素である「炭水化物」から「食物繊維」を引いたもので、私たちが活動するためのエネルギー源となります。そして、この摂取量がダイエット成功の鍵を握る重要なポイントとなるのです。
■“糖質だっぷり“は甘いものとでんぷんだった。
それでは「糖質」は何に含まれているのでしょうか。甘い食べ物だけに含まれていると思われがちですが、実はそれだけではありません。米や小麦、いもなど甘くなくてもたっぷり糖質を含む食品があります。これらの食品に共通するのは糖質の一種である「でんぷん」を多く含むことです。普段の食生活では「甘いもの」と「でんぷん」を多く含むものが糖質であるという考えで構いません。この見極めがローカーボダイエット成功の第一歩となります。
■「でんぷん」を含む主食のコントロールがダイエット成功の近道
糖質の多い代表的な食品は「甘いもの」と「でんぷん」を含む食品であることがわかりました。では、ダイエットをするうえで、どうすれば効率よく簡単に糖質コントロールができるのでしょうか。実は私たち日本人は、1日の糖質摂取量のうちの約6割をでんぷんを多く含むご飯やパン、麺などの主食、すなわち穀類から摂っていたのです。つまり、糖質コントロールをするなら主食のご飯やパン、麺の摂取量を控えることがダイエット成功への近道となるのです。
糖質の摂りすぎが招く危険サイン、肥満や不調のメカニズムを知ろう
炭水化物に含まれる糖質がなぜ肥満を招くのか、ご存じですか。糖質の摂取をコントロールするためには、このメカニズムを知っておくことも大切です。
■糖質の摂りすぎが招く肥満のメカニズム
私たちの体は食事をすると、糖質がブドウ糖に分解され血管に取り込まれます。このとき、すい臓から血糖値を下げるホルモンのインスリンが分泌され、血糖値が上がりすぎないように糖を処理します。糖の大半はエネルギーとは中性脂肪に姿を変えてあちらこちらに蓄えられ、贅肉に。これが肥満の正体です。
■糖質過多は肥満だけでなくカラダや肌の不調の原因に
糖質の摂りすぎが招くのは肥満だけではありません。体内では糖質を摂りすぎることで、「酸化」「糖化」「炎症」といった現象が起こります。その結果、体全体が老化し、美容面や健康面の様々な不調に繋がってしまします。